講義コード b50601
講義名 アカデミック・リーディングⅡ
科目群 英語(ENG)・アカデミックブリッジコース必修
科目区分等 進学と留学
対象学年次 1年・秋学期
ナンバリング ENG153
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 小林 俊哉 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
英語読解、速読、パラグラフリーディング、論理的思考
授業の概要
アカデミックリーディングⅠに引き続き、論理的思考の必要な英語読解能力の養成、強化を目指します。賛否が明確に分かれる英文論考を読み、それぞれの立場を理解しながら英語力を高めます。
期待される学習成果(目標)
1.論理的な構成を持つ英文の読解ができるようになります。
2.賛否両論を多読することにより、文意の把握能力を養成できます。
3.熟読、速読の双方で英語読解能力を高めることが可能です。
授業展開
テーマ内容
第1回導入賛否両論を英語で読み、みずからの立場を構築することについてお話しします。
第2回動物園の動物たち動物園の存在には意味があるのか、もっと他に有益なお金の使い道があるのか考えます。
第3回防犯カメラ町でよく見かける監視カメラ。安全には必要か、あるいはプライバシー優先かを考えます。
第4回接客丁寧な接客は日本の宝?あるいは単なる迷惑?二本の論考を読みます。
第5回デジタル文書マニュアルや教科書などのデジタル化は便利なのか、そこには落とし穴が潜むのかを考えます。
第6回第1回確認試験ここまで学んだ事項を確認するための試験を実施します。
第7回女性活用社会女性活用が叫ばれる昨今。それは可能性の宝庫なのか、あまり現実的ではないのか考えます。
第8回「過激」スポーツハング・グライディングやフリー・クライミングは推奨されるべきか、過激すぎるのか考えます。
第9回カジノとギャンブルギャンブルは個人の自由?あるいは個人の自由に委ねるにはあまりに危険なのかを考えます。
第10回婚活結婚相手の選択はあくまで個人の問題か、あるいは日本の少子化を考えると必要なのかを考えます。
第11回第2回確認試験ここまで学んだ事項を確認するための試験を実施します。
第12回宇宙開発宇宙進出は人類に必要か、単なる無駄使いなのかを考えます。
第13回世界遺産世界遺産は保護されるべきか、あるいは単なる過去の無意味な遺物なのかを考えます。
第14回自動車の自動運転自動車の自動運転は人類に必要な未来の先進技術か、あまりに危険なのかを考えます。
第15回裁判員制度裁判員制度は意義ある制度か、「素人」判断は誤りのもとなのかを考えます。

定期試験
学期を通して学んだ事項を総合的に確認するための試験を実施します。
評価方法
確認試験各30%(計60%)、期末試験40%
使用する教科書(必ず購入してください)
Mark Jewel 『白熱討論:どちらに賛成?』(朝日出版社)
授業時間外学習
1~5週→論理的な文章の流れを確認し指定範囲の予習・復習をする。6~10週→指定範囲の予習・復習。文章の論理的構造に慣れる。確認試験準備をする。11~15週→指定範囲の予習・復習。期末試験準備をする。