講義コード L32301
講義名 保育内容 言葉
科目群 専門科目(M)
科目区分等 保育の内容・方法に関する科目(PM)選択必修
対象学年次 1年・秋学期
ナンバリング CMPM1122
担当教員

職種 氏名 所属
兼任講師 ◎ 豊田 順子 コミュニティ子ども学科

授業のキーワード
領域「言葉」の学びから子供の豊かな人間性の育ちを支え、日常生活での言葉の大切さ、面白さに気付いていく
授業の概要
言葉は日常生活の中で養われ、思考の媒体、コミュニケーションの成立と行動の調整機能に欠かせないものです。そこで言葉の発達や指導法について学びます。児童文化財に触れ、豊かな感性を育み、保育技術を学びます。
期待される学習成果(目標)
他の領域と関連付けながら総合的に考え、子どもと共に生活する中で、言葉を育て、心を育てる事ができます。子どもにとっての「言葉の獲得」を様々な実践事例を理解することができます。
授業展開
テーマ内容
第1回ガイダンス自己紹介、講義内容の説明
第2回幼児教育の基本Ⅰ
改訂を受けて
・学童期への接続10の姿(言葉による伝え合い)
・養護と教育の一体化
第3回幼児教育の基本Ⅱ環境を通して行う教育
・幼児の主体的活動を促す   ・遊びを通しての総合的
第4回領域(言葉)・教育要領の領域(言葉)  ・保育指針の領域(言葉)
・他の領域との関係
第5回乳幼児期の発達とことばⅠ・からだで感じる世界
・指差しと初語   ・一語文、二語文
第6回乳幼児期の発達とことばⅡ・質問期  ・外言、内言
・書き言葉が広げる世界
第7回乳幼児期の発達とことばⅢ・ごっこ遊びとことば  ・ことばを使って考える
・役割とことば
第8回ことばの発達と大人の存在・心の拠り所
・特別な配慮が必要な子どもとの関わり
第9回言葉に対する感覚を豊かにする・わらべうた  ・手遊び
・詩  ・ことば遊び
第10回児童文化と内容Ⅰ・絵本
・紙芝居  ・素話
第11回児童文化と内容Ⅱ・ペープサート
・エプロンシアター  ・指人形
第12回文化財を通して
実践
・グループを作り、題材を決め役割分担
・台本作り
第13回文化財を通して
実践
・意見交換
・協力して制作
第14回文化財を通して
実践
・グループごとに発表する
・お互いを評価しあう  ・自己評価、反省
第15回伝承遊び・年間行事
・絵描きうた遊び

定期試験
筆記試験
評価方法
筆記試験70%、授業貢献度30%
使用する教科書(必ず購入してください)
『保育・教育ネオシリーズ20 保育内容・言葉』同文書院
参考文献
随時紹介(児童文化財、言葉遊び、伝承遊び、自然物などを使った遊びを取り入れ、実践の中から保育者自身の感性を磨いていく。)
プリントを随時配布
授業時間外学習
第1~5回:改訂版教育・保育要領の基本を把握して下さい。
第6~10回:ことばの発達と育ちについて、保育者としての役割について学んで下さい。
第11~15回:様々な児童文化財と沢山触れて下さい。