講義コード L22401
講義名 子どもの保健
科目群 専門科目(M)
科目区分等 保育の対象の理解に関する科目(UC)選択必修
対象学年次 1年・春学期
ナンバリング CMUC1114
担当教員

職種 氏名 所属
兼任講師 ◎ 丸山 憲一 コミュニティ子ども学科

授業のキーワード
子どもの健康、子どもの発育と発達、子どもの病気とその予防
授業の概要
子どもの精神的、身体的な健康状態を発育、発達の観点からとらえ、成長の過程でみられる子どものおもな病気の症状、治療、予防ならびに緊急時の対応方法などについて学びます。
期待される学習成果(目標)
保育者として子どもの成長に応じた健康状態の評価ができるようになること、ならびに子どもがかかりやすい病気について理解し、適切な対処ができるようになることを目指します。
授業展開
テーマ内容
第1回子どもの健康と保健子どもの健康の概念と保健統計
第2回子どもの感染症1感染症の原因、ウイルスよる子どもの感染症
第3回子どもの感染症2ウイルスよる子どもの感染症、細菌による子どもの感染症
第4回感染症の予防細菌による子どもの感染症、家庭、施設内での感染対策、ワクチンによる感染予防
第5回免疫の発達とワクチン感染に対する防御機能、ワクチンによる感染予防
第6回子どもの発育と発達身体的発育、生理機能、運動機能、精神機能の発達
第7回子どもの神経と運動器の問題子どもにみられる脳・神経・筋肉等の病気
第8回子どもの心に関する問題子どもの心の病気と発達障害
第9回子どもの食と栄養1母乳栄養、人工栄養
第10回子どもの食と栄養2離乳食、幼児期の食事
第11回子どもの呼吸器・アレルギー性疾患気管支喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギーによる病気の症状と対処法、呼吸器疾患
第12回子どもの消化器・循環器疾患子どもでみられる代表的な胃や腸の病気と心臓の異常
第13回子どもの血液系とホルモンの疾患子どもの血液系とホルモンの基礎知識とその異常
第14回腎・泌尿器疾患と先天異常子どもの腎臓の病気、遺伝的要因、環境要因によっておこる代表的な先天異常
第15回子どもの事故と児童虐待子どもにおこりやすい事故と安全対策、児童虐待

定期試験
筆記試験
評価方法
定期試験100%
使用する教科書(必ず購入してください)
『子どもの保健Ⅰ・Ⅱ』大澤眞木子監修 日本小児医事出版社
参考文献
日本救急医療財団心肺蘇生法委員会監修 改定5版 救急蘇生法の指針2015(市民用) へるす出版
授業時間外学習
第1〜5週では感染症とその予防、第6〜10週では子どもの発育、発達とその異常、食事と栄養、第11〜15週では子どもの身体的疾患について、教科書、参考文献、小児科関連学会のホームページ等で学習を深める。