講義コード K10101
講義名 新島襄-その時代と生涯-
科目群 教養科目(LA)
科目区分等 外国語、体育以外の科目(B)選択必修
対象学年次 1年・春学期
ナンバリング CLAB1301
担当教員

職種 氏名 所属
教授 ◎ 山本 有紀 キャリアデザイン学科

授業のキーワード
新島襄・建学の精神・キリスト教主義教育
授業の概要
①本学の建学の精神と深く関わる、牧師であり教育者である新島襄の生涯と思想、またその影響について学ぶ。②新島の活動の背景となる時代について学ぶ。
期待される学習成果(目標)
①新島襄の生涯と思想について理解を深める。②新島襄という歴史的存在と、「キリスト教主義教育」を掲げる本学の使命、またそこで学ぶ私たちとの間の関係性を見出す。
授業展開
テーマ内容
第1回オリエンテーション授業の進め方、各課題、評価の方法などを説明する。
第2回新島の生きた時代①新島の活動の背景となる日本近代初期の様子について学ぶ(幕末編)。
第3回新島の生きた時代②新島の活動の背景となる日本近代初期の様子について学ぶ(文明開化編)。
第4回誕生から脱国まで新島の誕生から国禁を犯して脱国するまでの経緯を見る。
第5回アメリカ到着から牧師になるための学びへアメリカでの新島の学びと、明治政府の欧米視察団との出会いまでの経緯を見る。
第6回帰国から、学校設立へ同志社英学校設立の経緯について学ぶ。
第7回熊本バンド、来たる熊本バンドについて、また教育者としての新島の姿勢が現れる「自責の杖」事件について学ぶ。
第8回大学設立への道新島の大学設立運動について学ぶ。
第9回新島を支えた人たち宣教師たちや新島八重、新島の事業に賛同した人たちについて紹介する。
第10回新島の教え子たち特に群馬ゆかりの柏木義円と、安中教会に関わる人たちについて学ぶ。
第11回新島の死教育者・牧師としての新島の生き様を考える。
第12回私たちの学園と新島の遺産新島の教育観、信仰、生き方が私たちに問いかける事柄について考察する。
第13回学期の学びとまとめ①図書館の資料検索の後、レポートのテーマについてブレイン・ストーミングを行う。
第14回学期の学びとまとめ②レポート成作に向けて、各自のテーマを発表し、参考文献などについて指導する。
第15回学期の学びとまとめ③参考文献表を持ち寄り、先週以降のレポート準備の進捗を発表する。

定期試験
各自がテーマを選び、レポートを成作・提出をもって試験に代える。
評価方法
①授業で提示する図書・映像作品についての感想文 30% ②期末課題 70% 
使用する教科書(必ず購入してください)
①富田正樹・山本真司「新島襄物語:良心へ向かう志」新教出版社(2006年)
②必要に応じてプリント等を配布。   
参考文献
①同志社編「現代語で読む新島襄」丸善(2000年)②「新島襄の手紙」岩波文庫(2005年)③本井康博「新島襄と建学の精神」思文閣出版(2006年)④「新島襄検定100問」コトコト(2008年)
授業時間外学習
①各自の研修テーマ発表等のための準備。②ハンドブック成作作業。③事後の研修報告書の成作。